法律の見方

同意のないイラマチオは犯罪になる?

はい。口に入れる行為は刑法の性犯罪の対象に含まれ、同意しない意思を示すのが難しい状態にさせたり、その状態に乗じたりして行えば、犯罪になります。「嫌だ」と言わなかっただけでは同意になりません。刑は5年以上の有期拘禁刑です。

対象の行為
陰茎を口に入れる行為も含まれます(法務省のQ&A)
刑の重さ
5年以上の有期拘禁刑
改正
2023年7月13日に施行(「不同意」を要件にした規定へ)
夫婦・交際相手
婚姻関係があっても成立します

更新日:2026年11月2日|イラマチオ.com編集部

どんな行為が対象か

法務省のQ&Aによると、刑法の性犯罪の規定は、陰茎を膣・肛門・口へ入れる行為と、膣や肛門に陰茎以外の体の一部や物を入れる行為を対象にしています。イラマチオのように口に入れる行為も、ここに含まれます。

2023年7月13日に施行された改正で、それまでの「暴行・脅迫」や「心神喪失・抗拒不能」を要件とする形から、同意しない意思を形成し、表明し、全うすることが難しい状態にさせた、またはその状態に乗じた、という形に改まりました。名称にも「不同意」と付いています(正式な罪名は法務省のページで確認できます)。

同意しない意思を示せない状態とは

法務省のQ&Aは、その原因になりうる行為や事由を8つ挙げています。どれも「程度は問わない」とされ、結果としてそのような状態に置かれたことが必要です。

  1. 暴行や脅迫を受けること
  2. 心や体に障害があること、または障害を生じさせられること
  3. アルコールや薬物の影響があること
  4. 眠っているなど、意識がはっきりしていないこと
  5. 同意しない意思を決めて伝えるだけの時間の余裕がないこと
  6. 予想外のことが起きて、恐怖や驚きで固まってしまうこと
  7. 虐待による心理的な反応があること
  8. 仕事や生活の上の立場の差などから、断ると不利益があるのではと心配になること

イラマチオは口を使う側が声を出せず、頭や体を押さえられれば離れにくい行為です。上のどれかにあたる状態でさせれば、同意があったとは言えません。

よくある思い違い

  • 「嫌だと言われなかったから、同意だと思った」:固まって声が出ないことは、6番のように典型的な状態です。言われなかったことは同意の証拠になりません。
  • 「恋人や夫婦だから」:条文に「婚姻関係の有無にかかわらず」と明記されています。関係があっても同意が必要です。
  • 「前はOKだった」:以前の同意は、今回の同意にはなりません。同意は途中でも取り消せます。
  • 「作品でやっているから」:作品は演出です。「強制イラマチオ」のような題名があっても、現実に同意なくすれば犯罪です。

時効と、あとから相談するとき

2023年の改正で、性犯罪の公訴時効の期間は5年延びました。被害があってから時間がたっていても、相談できる場合があります。実際に罪になるかどうかは個々の事情で決まるため、このページは法律の助言ではありません。迷うときは相談窓口のページを見てください。

よくある質問

同意があっても、苦しそうにしていたら問題がありますか。

同意があるかどうかとは別に、体の危険があります。息ができない、吐く、意識がぼんやりするなどの様子があれば、すぐ止めて休ませてください。119に電話する目安は体への負担と危険に書いています。

酔っている相手に頼まれたらよいですか。

よくありません。アルコールの影響で意思を決めたり伝えたりしにくい状態は、8つの事由の一つです。酔っているときはしない、が安全です。

この内容は法律の専門家の判断ですか。

いいえ。法務省の公開資料を、編集部が分かりやすく整理したものです。個別の事案は弁護士や相談窓口にご相談ください。

出典と確認日

刑の重さ(5年以上の有期拘禁刑)は、法務省・警察庁の周知資料と第177条の記載にもとづきます。条文の最新の文言は、e-Gov法令検索でご確認ください。

このサイトについて

運営はイラマチオ.com編集部です。当サイトの運営者は風俗店の運営に関わっています。やり方を細かく説明するページではありません。このサイトは18歳以上の方を対象にしています。ご質問はお問い合わせ・ご相談フォームで受け付けています。